劇団クレストはCTTに向けて稽古を行っていた。
取材班は劇団クレストの稽古現場である白塚市民センター・和室での独占取材に成功した。
14時ごろ、取材班が稽古場に入るのとほぼ同時に、演出のT氏が現れた。
――遅刻ではないのですか?
T氏「遅刻ですよ」
※プライバシー保護のため変な声になっています
――代表者がそれで大丈夫なのですか?
T氏「大丈夫ではありません。でも私の自動車学校の期限の方がもっと大丈夫でないのです」
取材班は一抹の不安を覚えつつも、取材を続ける。
しかし、紅一点である、女優Pが参加していた時間帯はとくに問題なく稽古は進んだように思える。
強いて言うなら、役者の調子がいつもより悪くT氏の機嫌が若干悪かったこと程度であろうか。
T氏の機嫌はその後バールのようなものを振り回すことで回復したことを記しておく。
Pが早退し、夕飯休憩から白塚市民センターに戻った辺りからであろうか。
彼らに異変が生じた。
きっかけは若手俳優Mの「夜の畳部屋って修学旅行みたいで楽しいですよね」の一言であったように、取材班は思える。
いや、きっかけというよりは、凶兆というものであろうか……
いくつか真面目なシーンの返し稽古をし、ギャグシーンの返し稽古が始まって数分。T氏は言った。
『そこのセリフ、「○○つくろう」じゃなくて、「○○つくろう。S○○しよう」に変えてみようか』
※ネタばれ防止のため伏字になっております
それは完全な下ネタであった。
いや、もとから下ネタだったのだが、それがよりストレートになったのだ。
舞台監督Yは言った。「舞台でそんなこと言っちゃっていいんですか?」
この言葉は確かにT氏にも聞こえたはずだ。
しかしT氏は何も言わない。
無言で頷くのみだ。
男たちの、スイッチが入った。
T「M! 下ネタを恐れるな!」
M「はい!」
T「M……まさか、照れてはおるまいな?」
M「そんなことないです。いけます! セ○○ス!」
白塚の地に響くセ○○ス。
T「うむ。しかし他団体に迷惑をかけるな!」
もう、全員がおかしかった。
『くるみぽ○○○♪ 逆から読むと♪』と突然歌いだす先輩俳優C。
男子校で修学旅行で穴兄弟なY。
何かがつぼに入ったらしく笑い転げるM。
いろいろと収集がつかなくなり、稽古はお開きとなった。
T氏の言うには、それなりに充実した稽古であったそうだ。
T氏の台本に書かれていた落書きをここに記す。
シモネッタ。(べヨネッタのパロディかと思われる)
ピタ、ゴルァ、スイッチ♪(勢いだけである)
下ネタはこわくない。だって下仁田ねぎに似てるから。
取材班は察した。もうこの人は人間として駄目なんだと……
――というわけで人として駄目なT氏、この舞台の見所は?
T氏「テーマは『人間とは何か』です。このダメ人間が偉そうに人間を描いてみました」
――なるほど。わりと小難しい話ですか。
T氏「難しく観ようと思えばいくらでも難しく観れますし、逆に新聞の4コマ漫画感覚で観ても面白い作品かと」
――こぼちゃんみたいな作品ですか
T氏「あながち間違ってない」
――では、最後に何か
T氏「実は、裏テーマとして恋愛観みたいなものも描かれていたりします。このブログを読んだ貴方、実際に観るときはラブストーリーとして観ると別の楽しみ方ができますよ」
――ありがとうございました
T氏「ありがとうございました。CTTは2月19日・20日、三重県総合文化センター小ホールにて開催されます。アヴァンギャルドな舞台を楽しみたい方は是非どうぞ。詳しいことはCTT名古屋さんや、三重県文化会館さん、あるいは劇団クレストに連絡いただいても対応は可能ですので、よろしくお願いします」
1月30日の活動報告でした。
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皆さま、メリー・クレスマス!!
はお稽古ごとも一休み、クリスマスパーティを催しました!
レッツ・パーリィ!!!




