5mm「くずきりさん、起きてください」
くずきり「なんですか。私たちは引退したのではないのですか」
5mm「活動報告とアンケート云々を任されてしまいました」
くずきり「えぇー……私たちもう同一人物宣言したじゃないですか。一人二役でブログ更新なんて黒歴史以外の何にもならないことするの、もう嫌ですよ。一人でやってください。寝ます。おやすみなさい」
5mm「あぁ……」
4月29日、5月1日の活動報告です。
29日はあれですね。
新入生ラッシュです。
計5人も!
入部が確定したらきちんとこのブログで自己紹介していただきましょう!
逆に先輩が少ねえ。
公演直後の稽古の出席率の低さはまあ毎度のことですが……
新入生、来てくれてるんだヨ?(ちょっとご立腹)
まあ授業とかの云々ってのは仕方ないですが……
ワークショップだとかエチュードとかしました。
エチュード、私は先輩なのにこれっぽちもリードせず、始終引っ掻き回しておりました。
よくできた新入生でよかった。
1日は久々の大集会室での稽古。
新入団員は3人。
もう入団確定かしらん?
珍しくやまもんが参加。
広い稽古場ってことで体を動かすワークショップをたくさん。
そしてこの日もエチュード。
ドキッ!男だらけのエチュード大会!
配役、場所をくじ引きで決めるエチュードです。
一回目。
役:彼女に振られた男
なんですかこの鬱配役は! 書いた奴手ぇ上げろ!
場所:女子トイレ
男だらけっつってんだろうが! 書いた奴手ぇ上げろ!
演技ってのは、こう、自分の経験を増幅させて演じるものじゃないですか。(かるまさんの受け売り)
配役はともかく、女子トイレは……言ってみれば未知。
男子トイレから想像を膨らませて……
女子トイレ必死で想像するとかどんな変態だよ!
みんなでやったから変態集団だよ!
でも考えてみると、女子が男子トイレを想像するより男子が女子トイレを想像する方が容易な気がします。
おそらく、女子トイレには男子の小用の便器は無いので。そしておそらく、女子トイレには男子の大用の便器が並んでいるものと思われるので。(想像の域を出ないが)
あれ、ってことは、女子は男子の小用のトイレが一個とばしで埋まってくあの現象を知らないのか……
なんか、ロマンですね。
全部で三回、エチュードしました。
見事にみんな黒歴史になりました。
合掌。
新入団員諸君、演劇ってこういうもんだよ。
んじゃ、ちょっとこの前の公演のアンケートのご紹介とかしようと思います。
全部は無理なので、気になったのを。
くずきりさん、起きて。
『信じるものはいいかんじ』
○メタフィクショナルな笑いって演劇らしくていいなぁと思います
○笑い所がメタ要素に偏っていたのは……個人的に好きです
○ときどきあるメタなセリフはおもしろいですが、シリアスなときに入るとまよってしまいます
→
くずきり「『メタ』って言葉の意味を今まで知りませんでした。こういうネタのことをメタって言うんだ……って感じです」
○政治家の方の説明が上手いと思いました
○政治家の方がとてもよかったと思います
→
5mm「やっしー単独で褒められている意見が結構多いです。たぶん今回一番です」
くずきり「『ストーリーが良い』って意見の方が多かったです」
5mm「なに張り合ってんですか……ストーリーが良くないって意見もあったじゃないですか」
くずきり「ぐはぁ」
○光の演出すごいです。3、2、1、ドンッ かっこいいです
○処刑シーン、目が離せなかったです
→
くずきり「ラストシーン、人気ですね」
『僕らはみんな生きている』
○CTTのときより完成度が高かったです
→
5mm「成長できたのなら万々歳ですね」
○テンションのアップダウンがドキドキしました
○圧倒されました
○バイオレンスシーンがリアルすぎな件
→
5mm「正直、演出しながらそわそわしたりドンびきしたりしてました。あのバイオレンスはほんとにもう……若い子って怖いわねぇ」
○人は比較することでしか自分を認識することはできないんだなぁと感じました
→
くずきり「まさにその通りです。自分、個性、オリジナルなんてものはなかなか存在しにくいのです」
○それでもスイッチは押したくなるものですね。
→
くずきり「スイッチと上島竜兵さんは押されるために生まれたのです」
○反ア○リカ精神丸出しでしたが(笑
→
くずきり「書いてから、ってかゲネプロのときに気づきました。いや、アメリカ好きですよ? オバマ大統領、ごめんなさい。ネタですから。ジョークですから。あ、これがほんとのアメリカンジョークってね」
5mm「やかましいわ」
○お墓の話のところからもっと発展してほしかった
→
くずきり「あのシーン、たしかに『いい話をとってつけた』って感じですよね。反省。もっとなじませるべきでした」
○最後が予想外の展開で感動しました
○最後、ああなるとは思いませんでした
○話の内容はもっと予想外な展開が欲しかった
→
くずきり「どっちやねん。と言いたいところですが、今回は『ベタな予想外』を書いたつもりなので、私としては満足な感想群です」
5mm「演出面でも今回は両作品ともベッタベタな感じにしようと思ってやってますからね」
『質問:あなたがもし誰かとたった数人で生き残ったとしたらどうしますか?』
大雑把に、ポジティブ系、中間、ネガティブ系、その他に分けられました。
ネガティブ系
○とりあえず死にたい
○単独行動で死亡フラグを立てる
ポジティブ系
○生きるよ。死にたい奴らは勝手に死ねばいいよ。
○まず、「今」を生きることを考えるでしょうね。
○とりあえず人類を再び増やすべきじゃないでしょーかねー
○生き残りを探して放浪する。多分生涯かければなんとか全部できそう
○自分のことだけ考えることなく、みんな楽しく生きられるよにしたい。それが一番楽しい方法だと思うから
○おだやかな日々をすごせればいいかな
中間
○楽に死ねる生き方を探します
○多分、なるべく一人で生きようとする。それか、世界を見に行ったりする
○一人になろうとすると思います
○生き残りたくなかった……とは思うけど、私は生きることに貪欲だから、生き延びることを選びます。でも絶望しながら生きるんだろうなーと思います。
→
くずきり「生きることが幸せだとも、死ぬことが逃げだとも私は思いません。もし私が生き残り、同じく生き残った誰かが死を選んだとしても、私はその人を嗤わない。しかし、一緒に生きたかったなとは思うでしょうね。はっきり言って人生、苦痛の方が多いです。生への執着なんてものは合理主義のニンゲンがするには馬鹿馬鹿しい。でも、自分と生きようと思ってくれる人がいるのなら、まあ、生きてやってもいいんじゃないですか? 意外といるもんですよ。そういう人。数人だけが生き残った世界っていうのは、ニンゲンと人間についてだとか、生きる意味だとか考えるのにとても良い環境だと思います。他の面においては絶望的ですが」
5mm「聞いても無いのによく語る」
くずきり「自分の書いたもので人が何かを考えてるのが分かるのがとても嬉しいのですよ」
その他
○たぶん泣いてなにもしない
○とりあえず泣くと思います
→
5mm「そりゃ泣くわなぁ」
くずきり「泣いて何かが解決するのは幼稚園までですよ。泣いたって人は生き返りません」
5mm「そんなこと言われたら余計泣く」
○ある人を探しに行く
→
5mm「これ今回の回答の中で一番ドラマのある答えだと思います。勝手にドラマ大賞授与です」
くずきり「演出中もよく『ドラマが足りない!』って言ってましたね」
5mm「うん。ドラマ、いるでしょ」
○愛があれば他に何もいらない、と言える相手がいたらいいなチクショウ!
→
5mm「勝手に共感大賞授与です。地獄の沙汰は愛次第です」
○観覧車で暮らす。
→
部員A「みんな死んでたら観覧車動かないんじゃ」
5mm「そういうことじゃないんだよ」
部員A、理不尽にも5mmに怒られる。(実話)
くずきり「芸術ってこういうことですよねぇ。さしずめ勝手に芸術大賞でしょうか」
よし、だいたいこんなもんでしょうか。
思ったより多くのお客様にご来場いただきまして、まことに嬉しい限りでございます。
ありがとうございました!
おやすみなさい!